夜間先物の見方
夜間先物のチャートは、昼のチャートとは読み方が少し違います。基準線とは何か、足の太さはどう選ぶのか、空白と出来高はどう読むのか、ライブの表示は何を意味するのかを順に押さえます。
基準線とは何ですか。
横に引いた破線が直前の正規セッションの終値です。足がその線より上にあれば昼の最後の値より高い水準で、下にあれば低い水準で売買されているという意味です。画面の上に出る変動率も同じ値を分母に取って計算するので、昼に引用される日次の変動と同じやり方で見比べられます。
夜のあいだに読み取ることは、結局のところ一つです。値が今どちら側にあり、その隔たりが広がっているのか縮まっているのか、それだけです。
足の太さはどう選びますか。
太さのボタンは、同じ約定を1分から30分までどれだけ太く束ねて見るかを決めます。1分足は約定一つひとつの跡が残るので細かな波が多く、30分足は細かな波が消えて大きな流れだけが残ります。方向を見たいときは太い足で、たった今何が起きたのかを見たいときは細い足で見るほうが楽です。
どの太さで見ても、約定のない分には足ができません。太く束ねれば空白は目立たなくなりますが、売買がなかったという事実が消えるわけではありません。
空白と出来高はどう読みますか。
横軸に空白が見えれば、その時間に約定がなかったという意味です。値をつないで埋めることはしないので、空白そのものが情報です。参加者の少ない夜には空白がよくでき、海外の統計が公表される時刻の前後で足が詰まり、また飛び飛びに戻る形が繰り返されます。
下の出来高の棒は、その足のなかで約定した契約の数です。値が大きく動いたのに出来高が薄ければ、わずかな注文が値を押したということで、出来高が厚ければ多くの参加者が同じ方向へ動いたということです。
ライブとオフラインの表示は何を意味しますか。
名前の横の表示は、セッションと接続の状態を合わせて示します。「ライブ」はセッションが開いていて約定が画面に届いているという意味、「接続中」はセッションは開いたもののまだリアルタイムの接続がつながっていないという意味、「オフライン」はセッションが閉じていて最後に終わったセッションが残っているという意味です。
主要な数値の表は、チャートと同じ足から計算します。始値と高値、安値、直近値、基準値比の変動率、出来高が約定の届くたびに一緒に更新されるので、表とチャートが違う値を示すことはありません。
読み取ってはいけないものは何ですか。
夜の値は指数ではありません。現物の指数は正規セッションが引ける時刻で止まっているため、夜のあいだ動くのは翌日への期待であって、確定した値ではありません。夜の最後の値が翌日の始値を決めるわけでもありません。寄り付きの前に方向が入れ替わる日もあるので、参考値としてだけ読むほうが安全です。
よくある質問
- 夜間先物チャートの基準線は何ですか。
- 直前の正規セッションの終値です。足が線より上にあれば昼の最後の値より高い水準で、下にあれば低い水準で売買されているという意味で、画面の変動率も同じ値を分母に取って計算します。
- チャートに空白があるのは不具合ですか。
- いいえ。その時間に約定がなかったという意味です。値をつないで埋めることはしないので空白そのものが情報で、参加者の少ない夜にはよく現れます。